子どもの安全を守ります
当法人では、法人独自の安全に対するマニュアルに従って、保育を行っております。保育士はあらゆる場面においても子どもの安全を第一に考え、子どもの命を守ります。
避難訓練は毎月地震・火災・大津波・不審者対応など子ども達と一緒に行っています。
安全マニュアルには7つの大きな項目別に安全に対する決まりがあり、項目の中にさらに細かく明記されています。その中の一部をご紹介します。
お散歩時の安全対策
1.散歩届の提出
出発前に、園長や園に残る職員へ「散歩届」を提出します。散歩届には以下の事項を掲載します。
・目的地
・出発時刻、到着予定時刻、現地出発時刻、保育園到着予定時刻
・参加する園児の名前・引率する保育士の名前
2.定期的な点呼の実施
以下のタイミングで必ず点呼を行い、全員の安全を確認します。
・出発前・現地到着時・遊び中
・現地出発時・保育園到着時
3.バス使用時のチェック
バスを利用する場合には、降車時に複数保育士によるダブルチェックを行います。
4.万が一の対応体制
園内で万が一の事態が発生した際には、保育士が速やかに状況を共有し、必要な報告・連絡を行う体制を整えています。
食事に関する安全
アレルギーと誤嚥(ごえん)対策
初めての食材は提供しません
アレルギー発症を防ぐため、ご家庭で食べたことのある食材のみを給食・おやつとして提供します。
誤嚥しやすい食品の制限
プチトマト・丸形チーズ・ぶどう・餅・りんご・梨・ゼリーなどは誤って飲み込みやすいため、保育園では原則として提供を控えています。ただし以下のような場合は提供します。
・ゼリー 細かく砕いてから
・いも団子 粘り気が少ないよう調整して
食事時の配慮
子どもの状態に応じたタイミング
眠気がある・泣いている・気持ちが落ち着かない場合は、いったん食事を中断し、状態が落ち着いてから再開します。
水分補給
汁物などの水分を適切に与え、のどにつまらないよう配慮します。
一口ずつ丁寧に(3歳未満児)
口の中に食べ物が残っていないことを確認してから、次の一口を与えます。
無理強いはしません
食べられない場合は無理にすすめず、お子様のペースを尊重します。
お昼寝に関する安全
乳幼児突然死症候群(SIDS)への予防対策
午睡時の体制
子どもが眠っているときは、必ず1~2名の保育士がそばで見守ります。
うつぶせ寝の防止
もしうつぶせの状態になっていた場合には、仰向けに戻します。
寝具の配置
上にかける寝具は子どもの胸までにし、顔にかからないように調整します。
周囲の環境管理
顔周辺には、よだれかけ、ぬいぐるみ、ガーゼ、紐などの異物は一切置きません。
口腔内チェック
寝かせる前に口の中に異物がないか確認します。
定期的な呼吸確認
0歳児は5分ごと、1歳以上は10分ごとに呼吸の状態を確認し、あわせて唇や顔色の変化にも細かく注意しています。
※万が一無呼吸などの異常を発見した際の対応(通報・処置・連絡・報告など)は保育士全員が園内研修で徹底して確認しています。
